春眠暁を覚えず ~ あなたは熟睡できていますか? ~
寝るときの姿勢は「身体の疲労回復」や「睡眠の質」に大きな影響を与えます。
寝るときの姿勢は大きく分けると「仰向け」「横向き」「うつ伏せ」の3つになりますが、それぞれにメリットとデメリットがあります。
「寝るときの姿勢なんて、特に気にしていない」という方も多いかもしれませんが、睡眠において姿勢は重要です。睡眠の重要な役割の一つは、「一日中働いた脳や身体を休息させて、疲労を回復させる効果」があります。寝るときの姿勢が悪いと、身体の一部分に負荷がかかり、圧迫による血行不良や痛みの原因になってしまいます。疲れがなかなか取れなかったり、痛みが生じると不快感による睡眠の質の低下を引き起こす恐れもあります。
☆仰向けのメリット
(1)「体圧」という身体への圧力が均等に分散されるため、肩や腰といった部分にかかる負荷が軽減され、リラックスしやすくなります。
(2)身体を捻ることがないため、背骨が安定して身体の歪みが生じにくくなります。
★仰向けのデメリット
(1)呼吸が浅くなったり、いびきをかきやすくなるといった可能性があります。
(2)反り腰やねこ背の方は、、腰を支える部分が減るので、腰への負担が大きくなります。
☆横向きのメリット
(1)呼吸がしやすくなり、いびきもかきにくくなります。
(2)楽な姿勢をとりやすいので、腰痛持ちの方に良い場合があります。
★横向きのデメリット
(1)体圧による身体への負荷が大きくなるため、肩や腰などの痛みやコリが出てきやすい
(2)枕の硬さ・高さよっては、首の痛みや歪みを引き起こしたりする可能性があります。
☆うつ伏せのメリット
(1)呼吸しやすく、腹式呼吸になりやすい
(2)気道が確保されるため、血行も良くなって疲労回復も促されます。
★うつ伏せのデメリット
(1)呼吸が浅い方は、眠りが浅くなるといった睡眠の質の低下を招きます。
(2)顔の輪郭の歪み、首・腰の痛みが出てきます
しっかりと熟睡するためには・・・弛緩法です
【手のひらを使う弛緩法】
(1)じゃんけんのグーの形にして、5秒間力を入れます
(2)一気に力を抜いて、15秒以上そのままの状態にします
ゆるめてリラックスしている感覚を意識する。これを2回ほど繰り返します
それでは、3月のスケジュールです