春は「意識的に手抜きする時間」を増やそう
柔らかな新芽が一斉に芽吹き始める3月から4月にかけては「木の芽時(このめどき)」と呼ばれます。
でも、以前からメンタル状態が悪化する人が増える要注意時期として有名なんです。
あなたは、こんな症状はありませんか?
〇気持ちが落ち込んで、やる気が起こらない
〇寝つきが悪い
〇夜中に何度も目が覚める
〇不安や焦燥感が増して、感情が不安定になる
〇身体が重だるい
〇めまい、立ちくらみがする
〇いまいち胃腸の調子が悪い
〇食欲がない
〇腹痛や下痢、便秘がひどい
この「木の芽時の不調」の原因は「目まぐるしい変化」です。
❶外気温の変化・・・春先は三寒四温と呼ばれて、気温が10度近く変化する日が続きます。
❷社会的な変化・・・職場では、新人が入社や、異動で同僚や上司が入れ替わる
❸自分自身の変化・・・昇進、異動、単身赴任、転職、引っ越しなど
❹プライベートの変化・・・子供の卒業、入学、就職や、同居する家族の異動・転勤など
私たちの周りで何らかの変化が起こると、自律神経系を駆使してその変化になじもうとします。しかし、その変化が激し過ぎると、自律神経系が対応しきれなくなり、こころと身体に過度なストレスを感じ始めてしまうのです。しかも、木の芽時の不調も自覚のないままに「気疲れ」が蓄積して、体力を消耗させている人が少なくないのです。それは、私たちの生活習慣が、普段からストレス過多で交感神経(自律神経系の一つ)を過剰に働かせて「過緊張状態」になりやすい傾向にあるからです。
― 木の芽時の変化ストレスに対抗するコツ ―
①副交感神経を優位にさせる「手抜き時間」を作ろう
②食事は、ゆっくり時間をかけて、おいしく味わうことを意識しよう
③【春季限定】春爛漫メニューの施術を受けてみる
特に、注意したいのは「自律神経の乱れ」です。
睡眠は、こころと身体をリラックスさせる「最高の休息時間」であり、最も大切な「自律神経系の調整時間」です。睡眠不足では、どのようなリラックス法や健康法も効果は期待できないのです。
それでは、4月のスケジュールです。